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痛みを見事に表現した木村拓也

以前から気になっていた映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」のDVDを観たのですが、かなりの問題作でした。

とにかく、全編に渡って残酷で、観ているこっちが「痛い」と感じるまでの、強烈なシーンの連続で一瞬たりとも、安心して観られる箇所がなく、まるで、映画に噛み付かれているような感覚になります。

そして、計算されたムダのない演出は、あっという間に観客を映画の混沌とした世界に引きずり込みます。

私が今まで観た映画の中でもかなり凶暴な映画ですね。

俳優陣の演技も、まさに役と同化していて、特に物語の鍵となる役を演じる、木村拓也は、画面からにじみ出るくらい「痛み」を「己の肉体」で表現していて凄まじい存在感を放っています。

しかし、この作品はストーリーが、かなり抽象的なので好みが分かれると思います。

また、芸術的な作品作りに徹しているため、哲学的表現がかなり難解なので、観るのにかなり集中力を使います。

気軽に楽しみたい方には向かない映画です。

宗教的で、哲学的な独特の狂気の世界を味わってみたい方に、オススメの一本!

そして、なによりも木村拓也ファンにはぜひ観てもらいたいです。彼の役者としての本気が、見られる作品です。

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